楽天 炭谷獲得の背景…パでも豊富な経験、太田ら若手捕手の成長へプラスに

[ 2021年7月4日 20:30 ]

炭谷銀仁朗捕手
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 楽天は4日、巨人から炭谷銀仁朗捕手(33)を金銭トレードで獲得することで合意したと発表。炭谷の加入は、楽天の正捕手・太田ら若手捕手陣のさらなる成長を促すことにつながるに違いない。

 長く正捕手を務め、チームの精神的支柱でもあった嶋(現ヤクルト)が19年限りで退団。18年ドラフト2位で入団した太田らが後継者として期待され、太田は今季ここまでチーム最多の58試合でスタメンマスクをかぶっている。

 炭谷は経験豊富で、元パ・リーグという強みもある。その炭谷が捕手陣に加わることは、太田ら若い捕手陣にとって大きなプラス。経験が大事なポジション。そばで一緒にプレーするだけでも学ぶことは多いはずだ。

 楽天と巨人。この2球団はこれまでも活発なトレードを行ってきた。昨季は3件。ウィーラーが巨人に移籍し、楽天は交換トレードで池田駿を獲得。また、楽天の左腕・高梨と巨人・高田の交換トレードも行い、楽天は巨人から田中貴を金銭トレードで獲得した。それらに続く今回のトレードとなった。

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2021年7月4日のニュース