「もう一度立ち上がりたい」清原氏が“殴り合い”を申し込んだ相手とは…「20年の歴史がありますから」

[ 2021年7月4日 05:31 ]

2004年12月31日、「Dynamite!!」で総合格闘技デビューを果たした秋山成勲(手前)のセコンドについた清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(53)が3日、自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に新たな動画を投稿。十数年前から親交のある格闘家・秋山成勲(45)と対面し、強い気持ちを取り戻すため、秋山に“ガチの殴り合い”を申し込んだ。

 2人の出会いは十数年前、清原氏が巨人でプレーし、秋山が柔道で五輪出場を目指していた頃。髪を金色に染めるなど型破りな柔道家だった秋山を「面白い」と気に入り、付き合いがスタート。その後、五輪切符を逃した秋山にK―1転向を勧め、2004年大みそかの総合格闘技デビュー戦では清原氏がセコンドに付いた。東京ドームでの初陣に舞い上がった秋山に、清原氏は「落ち着こうぜ。地に足つけろ」とアドバイスをくれたという。

 しかし16年2月に逮捕された後は「合わせる顔がない」となかなか秋山に連絡を取れなかったという清原氏。しかし昨年になって親交が復活。清原氏は、秋山がジムでトレーニングに打ち込む姿を見て「感動した」といい、自身がもう一度立ち上がるために「本当の格闘家」に気合を入れてもらいたいと考えたのだという。

 現在、薬物後遺症やうつ病と闘っている清原氏。「本当の格闘家と向き合った時に、自分が強い気持ちでいられるか。パンチやキックを受けて何度も立ち上がって、闘争本能(が、まだあるのか?)」と強い気持ちを語り、秋山との“真剣な殴り合い”を希望した。「秋山選手だからいいんです。20年の歴史がありますから。愛情のある(打撃をほしい)」と“絆”を口にする清原氏に、最初はちゅうちょする様子だった秋山も「自分でよかったら。愛のあるっていう言葉が刺さりました」と承諾。今後更新される動画では2人の“対決”の模様が明かされるようで、予告では秋山から本気のパンチを受ける清原氏の姿も映し出された。

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