常葉大菊川 2年生・三輪がシード校相手に6回2失点「自信になりました」 11日初戦前に収穫

[ 2021年7月4日 18:40 ]

<常葉大菊川・静岡>静高の強力打線を相手に6回5安打2失点でまとめ、自信を付けた常葉大菊川の三輪
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 第103回全国高校野球選手権静岡大会開幕(10日)を控えた4日、ノーシードの有力校・常葉大菊川が第4シード静岡高との練習試合を3―2の逆転勝利で飾った。

 決勝まで7戦を考えた場合、一人でもゲームメークできる投手の台頭が見込まれる。その意味で、収穫は先発して6回5安打2失点でまとめた右腕・三輪奏都(2年)の力投。初回にいきなり1番・渋谷に右越えへ先頭打者弾を浴びつつ「むしろ切り替えられました」と目が覚めた。その後はタメを意識しながら内外にボールを投げ分け、本来の打たせて取る投球を展開。本番前の最終戦に指名され「不安もありました」と苦笑も「(強力打線相手に)自信になりました」とうなずいた。

 打線も9回、3番から7番に降格して奮起した大石翔海(とわ)左翼手(3年)の右翼線2点二塁打で試合をひっくり返した。浜松湖東との初陣(11日)に向け、「収穫です」と主将・菅沼哲生三塁手(3年)の声も弾んだ。

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2021年7月4日のニュース