巨人、94日ぶり奪首ならず 開幕8連勝中だったDeNAに12試合目で逆転負け、今季初黒星

[ 2021年7月4日 21:17 ]

セ・リーグ   巨人2―3DeNA ( 2021年7月4日    神宮 )

<D・巨>8回、選手交代を告げ、ベンチに戻る原監督。手前はタッチアウトになった広岡 (撮影・森沢裕)
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 巨人は今季開幕から11試合負けなし、3分けを挟んで8連勝中だったDeNAに2―3で逆転負けを喫し、4月1日以来94日ぶりとなる首位奪回を逃した。

 巨人は2回に北村、大城の連打で1死一、三塁とし、続く先発投手の高橋がスクイズを決めて先制に成功した。だが、3回にその高橋が宮崎に左越え2ランを浴びて逆転を許し、5回途中6安打2失点で降板すると、1―2のまま迎えた7回には3番手右腕・鍵谷が先頭・桑原を四球で歩かせた1死二塁から佐野に右中間へ適時二塁打を許して手痛い3失点目。打線は14安打を放ちながらあと1本が出ず、9回には1死から大城に右越え8号ソロが出て1点差とし、なおも1死一、二塁と攻めたが、ウィーラーが遊ゴロ併殺打で試合終了。4月1日以来94日ぶりとなる首位奪回を逃した。高橋は4回2/3で94球を投げ、6安打2失点。リーグ単独トップとなる9勝目を逃し、今季3敗目を喫している。

 1―0で迎えた3回1死一、三塁で坂本が併殺崩れの三ゴロとなったが、三走・ウィーラーが一度ベースに戻ってから本塁に走って憤死。1―2で迎えた7回の守備でも無死一塁で伊藤光の小飛球となった送りバントで併殺を狙ったと見られる捕手の大城がワンバウンドさせた後で捕球し損ねて(記録は犠打)二進を許してから佐野に適時二塁打されるなどミスも響いた。2点を追う8回の攻撃では丸、岡本和の連打で無死一、二塁。坂本の右飛で1死一、三塁としたが、梶谷の空振り三振とともに代走に出ていた一走・広岡が一、二塁間で挟まれタッチアウトに終わった。

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