ヤクルト「ターザン小川」1失点完投で7勝目 雑誌読んで前回登板から改善

[ 2021年7月4日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―1中日 ( 2021年7月3日    バンテリンD )

<中・ヤ>1失点完投で7勝目を挙げた小川(撮影・椎名 航)
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 ヤクルト・小川が1失点で今季2度目の完投勝利。「前回、凄い悔しい負け方をしていた。長いイニングを投げられて良かった」。5月15日に99球で完封した時と同じバンテリンドームでの中日戦でチームトップとなる7勝目を挙げた。

 2試合続けて5回持たずに計10失点を喫した。改善策を探す中で、書店で目に留まった雑誌「Tarzan 自律神経を整える。」を購入。5泊6日の遠征に向かう6月28日の新幹線の移動中に読んだ。「疲労をためない。生活のリズムをつくる。睡眠の質など知識になった」。暑さが増してくる夏に向けて対策を練り、110球を投げ抜いた。チームは3連勝。ライアン改め?「ターザン小川」がエースとしてチームを引っ張る。(青森 正宣)

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