1点差逃げ切った巨人・原監督「よく3点で抑えた」 内海先発の最終戦に向けては「楽しみに戦いたい」

[ 2021年6月2日 21:34 ]

交流戦   巨人4―3西武 ( 2021年6月2日    東京D )

<巨・西2>5回2死一、二塁、岡本和の適時打で生還したウィーラーを迎える原監督(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は4―3と西武に逆転勝ちを収め、1分けを挟んで2連勝。貯金8とした。

 前夜は9回に3点差を追いつかれて痛恨の引き分けとなっただけに、1点差で勝ち切った原辰徳監督(62)は「非常に…よく3点でね、抑えた。3点でとどめてくれたっていう気がしますね」と苦笑いを浮かべながらも感慨深げ。プロ初勝利を懸けて先発登板しながら3回2失点で降板させた20歳左腕・横川については「本当にこう…なんていうんだろ。若さの中でね、発展途上であるにもかかわらずね、前回よりもかなりスピード、全てにおいてね、なぜ?というね。やっぱりチームのリズムっていうものが全くつかめなかったという点においては、そういう策を取ったということですね」と早めの決断を説明した。

 その後の継投は、2回3安打1失点で2017年10月3日のヤクルト戦(神宮)以来1338日となる勝利を挙げた2番手・戸根以外、畠、大江、中川、ビエイラと4投手が1回をそれぞれ無失点でつないだ。「きょうはあんまり助け船を出さずにね、(1投手が)1イニングをという形でね、やってくれたっていうのは非常に収穫だと思いますね」と原監督。

 5回、2死一塁から石川、ウィーラー、吉川、岡本和が4連打で一挙3点を挙げて逆転に成功した場面については「何となく積極的なバッティングっていうものがね、功を奏したという感じがしますね」と振り返り、2018年まで巨人に在籍した内海(西武)が先発マウンドに上がる第3戦に向けては「敵ではありますけれどもね、非常に私自身もですね、楽しみに戦いたいと。彼に挑んでいきたいというふうに思います」と対戦を心待ちにしていた。

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