日本ハム・上沢　5連勝で今季5勝目　栗山監督「あれがエース」

交流戦   日本ハム7―3広島 （ 2021年6月1日    マツダ ）

＜広・日＞5回を終えグラブをたたいてベンチに戻る上沢　（撮影・奥　調）
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　これがエースだ。負けない。日本ハム・上沢が5連勝で今季5勝目をマークした。

　「イニングの途中で降りたくはなかったけど、最低限の仕事はできた」。6回2/3を9安打3失点。7回は味方エラーから2失点して降板したが、立ち上がりから安定した投球で試合をつくり、序盤の大量リードをしっかり守った。「あれだけ点取ってもらえば、先発した人は誰でも勝てるんじゃないですか」。そう謙遜するが、これで4月17日の楽天戦の初勝利から勝ちっ放し。「負けないことは大事。そこは自信になる」と言った。

　フォークを中心とした変化球の精度が上がって「勝負球をうまくチョイスできている」と自己分析。チームの連敗を2でストップして、栗山監督も「どういう状況でも試合をつくる。あれがエース」と絶賛した。（秋村　誠人）