阪神 ヒーローの北條がお立ち台でまさかの“失策” 先発の秋山が“救援”し甲子園は爆笑

[ 2021年6月2日 21:57 ]

交流戦   阪神2-1オリックス ( 2021年6月2日    甲子園 )

お立ち台で笑顔を見せる秋山(左)と北條(撮影・北條 貴史)
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 阪神は「2番・二塁」で今季初先発出場した北條が2本のタイムリーを放つ活躍。先発秋山が6回途中8安打1失点と粘投し、5勝目を挙げた。試合後のお立ち台では、秋山への質問で北條が勘違いして答えようとするなど、和やかな雰囲気で勝利を祝った。

 以下はヒーローインタビューの一問一答。

――ナイスピッチ。
 秋山「ありがとうございます。(投球を振り返って)思うような投球はできなかったんですけど、先制点だけは与えないように、粘り倒してやろうと思って。イニングは消化できなかったですけど、頑張りました」

――初回に北條のファインプレーで救われた。
 秋山「北條はずっと声かけてくれてて、励ましてくれてたんで。あのプレーで、僕も堂々と投げ込むことができました」

――2本のタイムリーはどうみたか。
 「ええー。(北條が勘違い。場内爆笑に包まれる)早まりました、すみません」
 「(秋山が改めて)本当に頼もしかったですし。更に粘り倒してやろうと思ってました」

――救援陣も踏ん張った。
 秋山「ほんとに今日は野手のいいプレーだったり、中継ぎの人に助けてもらった1勝なんで。次しっかり頑張りたいと思います」

――5勝目。
 秋山「任された日をしっかり頑張って。数字は後から付いてくると思うので、1戦1戦頑張りたいと思います」

――北條選手、お待たせしました。
 北條「もういいですか(笑い)ありがとうございます」

――ここからの景色は。
 北條「がらがらの甲子園だなあと思います」

――タイムリーの声援は。
 北條「やっぱりファンの皆さんがいる中で野球することは幸せなことなんで。本当に感謝しています」

――初スタメン。
 北條「初スタメンのことはあまり考えずに、ファームでやってきたことを全部だそうと思って試合に臨みました」

――タイムリー2本はいずれも追い込まれていた。
 北條「やっぱり良い投手なんで、僕も秋山さんみたいに粘り倒してやろうと思って打席に立ちました」

――2本目は。
 北條「あまり覚えてないですけど、点が入ってくれて良かったかなと思います」

――明日に向けて。
 北條「交流戦は最後まで何があるか分からない戦いが多いので。勝つまで気を引き締めて頑張りたいと思います。ありがとうございました」

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