ソフトB・栗原が三刀流侍! 五輪最終候補入り元気印が本番会場ハマスタでアピール弾

[ 2021年6月2日 11:11 ]

交流戦   ソフトバンク3ー4DeNA ( 2021年6月1日    横浜 )

<D・ソ>3回1死一塁、右越え2ランを放つ栗原(撮影・島崎忠彦)
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 ソフトバンクの栗原陵矢外野手(24)が東京五輪の侍ジャパンの最終候補にリストアップされていることが1日、分かった。日本代表は3月に1次登録メンバー185人を日本オリンピック委員会(JOC)へ提出。稲葉監督ら首脳陣が視察を重ね、スタッフ会議で選考を進めている。最終登録メンバー24人は今月中に発表される。

 チームからは常連の柳田、甲斐とともに、栗原の選出が濃厚となった。捕手登録ながら一、三塁、さらに外野も守れるユーティリティー性は、通常の国際大会より登録枠が少ない五輪では貴重。今季は打率.312、6本塁打、29打点と、思い切りの良い打撃にも磨きがかかってきた。昨年の日本シリーズは初戦の菅野撃ちの2ランなど打率5割でMVPに輝き、短期決戦での勝負強さも持つ。

 この日のDeNA戦では五輪会場となる横浜スタジアムで、3回に外国人投手のピープルズから一時逆転となる6号2ラン。本番へ最高のアピール弾にもなった。開幕は7番だったが、リーグ首位をいくチームの不動の3番打者としてけん引。選出されればトップチームの代表は初めて。マルチな元気侍の存在は重宝されそうだ。

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