DeNA・中川 自己最長6回1失点の好投 プロ初勝利お預けも気迫の投球で逆転許さず

[ 2021年6月2日 20:17 ]

交流戦   DeNA―ソフトバンク ( 2021年6月2日    横浜 )

<D・ソ>DeNA先発の中川(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの中川虎大投手(21)が2日、本拠でのソフトバンク戦に先発。プロ4年目で自己最長となる6回を投げ抜き、4安打1失点の好投。勝ち負けつかず待望のプロ初勝利は逃したが、気迫のこもったピッチングで相手打線を苦しめた。

 プロ初勝利を目指す先発の中川は5回まで先頭打者を確実に打ち取る好投。初回は柳田のフラフラッと上がった打球を左翼・佐野が見失い二塁打となる“アクシデント”に見舞われ2死二、三塁のピンチを背負うも、中村晃を三邪飛に抑え無失点。3回2死三塁では、栗原の飛球を中堅手・桑原がダイビングキャッチするなどバックの“援護”にも助けられ、強力ソフトバンク打線を5回までわずか1安打に封じた。

 しかし打者3巡目となる6回、牧原に左前打を浴びこの日初めて先頭打者の出塁を許すと、栗原にも中前打を浴び1死一、三塁のピンチ。続く柳田の遊ゴロの間に1点を返され同点とされた。さらに長谷川の投ゴロ内野安打などで2死満塁の苦しい場面を迎えたが、甲斐に対しこの日最速154キロをマークするなど右飛に打ち取り逆転は許さず。

 7回からは2番手としてエスコバーがマウンドに上がった。

 ▼DeNA中川「先のイニングを考えず1人1人全力でアウトを積み重ねていくことを意識して投げました。(伊藤)光さんのリードや野手の皆さんに守ってもらって試合をつくることができました。直球に力が伝わっていたので打者に向かっていけました。先制してもらったのに追いつかれて申し訳ないです。しっかりと準備して次回登板も頑張ります」

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2021年6月2日のニュース