DeNA ソフトバンクと1―1引き分け 先発・中川は自己最長6回1失点もプロ初勝利ならず

[ 2021年6月2日 21:01 ]

交流戦   DeNA1―1ソフトバンク ( 2021年6月2日    横浜 )

<D・ソ>DeNA先発の中川(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは2日、本拠でソフトバンクと対戦し、1―1の引き分け。4年目の先発・中川虎大投手(21)は自己最長となる6回4安打1失点の好投も、プロ初勝利はお預け。それでも6回、2死満塁のピンチでこの日最速154キロをマークするなど、甲斐に対し気迫のこもったストレートで右飛に打ち取り逆転は許さず。リリーフ陣も奮起し引き分けに持ち込んだ。

 プロ初勝利を目指す先発の中川は5回まで先頭打者を確実に打ち取る好投。初回は柳田のフラフラッと上がった打球を左翼・佐野が見失い二塁打となる“アクシデント”に見舞われ2死二、三塁のピンチを背負うも、中村晃を三邪飛に抑え無失点。3回2死三塁では、栗原の飛球を中堅手・桑原がダイビングキャッチするなどバックの“援護”にも助けられ、強力ソフトバンク打線を5回までわずか1安打に封じた。

 しかし打者3巡目となる6回、牧原に左前打を浴びこの日初めて先頭打者の出塁を許すと、栗原にも中前打を浴び1死一、三塁のピンチ。続く柳田の遊ゴロの間に1点を返され同点とされた。さらに長谷川の投ゴロ内野安打などで2死満塁の苦しい場面を迎えたが、甲斐の3球目にこの日最速154キロをマーク。続けて4球目、153キロのストレートで右飛に打ち取り逆転は許さなかった。

 打線は3回2死一、二塁からオースティンの右前適時打で1点を先制するも、その後は相手先発・東浜の前に沈黙。次の1点が遠く、互いのリリーフ陣が“奮投”し1―1で引き分けた。

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