岡本が巨人史上最年少の「4番100号」!ミスター超える24歳11カ月 原監督「俺なんか比じゃない」

[ 2021年6月2日 05:30 ]

交流戦   巨人4―4西武 ( 2021年6月1日    東京D )

<巨・西>4回1死、先制の中越えソロ本塁打を放つ岡本和(撮影・尾崎 有希)
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 巨人・岡本和が4回に先制ソロを放った。松本のスライダーを捉えてバックスクリーン左へと運び、球団史上7人目となる4番としての通算100号に到達した。ヤクルト・村上とともにリーグトップの15号となり「打てて良かった」と話した。

 第89代の4番に座り398試合目。24歳11カ月での到達は長嶋茂雄の27歳1カ月を抜き最年少だ。王貞治、原辰徳、松井秀喜らそうそうたる顔触れの仲間入りに、原監督は「俺なんか比じゃない。はるかに素晴らしい4番。王さん、長嶋さんの記録を抜く可能性をうんと持っている人」と絶賛する。

 巨人を除く11球団制覇弾にもなったが、9回に3点差を追いつかれて引き分け。「また1本、1本打てるように頑張ります。チームの勝ちにつながる一打、ホームランが打ちたい」と前を向いた。(小野寺 大)

 ≪1位・王貞治は392本≫岡本和(巨)が4回に15号ソロ。先発4番での本塁打は18年6月2日のオリックス戦で第1号を放ってから通算100号となった。巨人の4番100本塁打以上は王貞治の392本を筆頭に7人目。24歳11カ月での到達は63年長嶋茂雄の27歳1カ月を抜いて最年少となった。岡本和はこれで交流戦開幕から3カード連続本塁打。今季は既にセ5球団から本塁打しており交流戦までに同一シーズン11球団本塁打を記録すれば16年の山田(ヤ)以来5年ぶり4人目となるがどうか。

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