巨人・横川プロ初勝利ならず 大阪桐蔭5年先輩・森に2の2、山川に先制2ラン被弾 3回で降板

[ 2021年6月2日 18:45 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2021年6月2日    東京D )

<巨・西2>初回1死一、二塁、山川(手前)に投げ込む横川(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の3年目左腕・横川凱投手(20)が西武戦(東京D)に先発登板。3回5安打2失点で降板し、プロ初勝利はならなかった。

 初回、1死から大阪桐蔭の5年先輩にあたる森に左前打された横川は、続く栗山にはリプレー検証で判定が覆る内野安打を許して一、二塁。主砲・山川はフォークで空振り三振に仕留めたものの、呉念庭に四球を与えて満塁とピンチを広げた。それでも愛斗は遊飛に仕留めて何とか無失点で発進した。

 2回は先頭・スパンジェンバークに直球を右前打され、2死二塁とまたも得点圏に走者を進められたが、この回も無失点。だが、0―0のまま迎えた3回だった。先頭・森にスライダーを右翼フェンス直撃の二塁打とされると、1死後、山川に逆球となった外角高め直球を右中間スタンド上段に運ばれ、先制2ラン被弾となった。

 その裏、バッテリーを組む先頭の炭谷が右前打で出塁して無死一塁で打席が回ると、原監督は代打・香月をコール。横川はプロ最短の3回で2失点降板となった。

 横川の投球内容は3回で打者15人に対して55球を投げ、5安打2失点。すべて決め球フォークで3三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 大阪桐蔭時代に根尾(中日)、藤原(ロッテ)らと同期だった横川はプロ初先発となった昨年11月8日のヤクルト戦(東京D)で5回1失点と好投して勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が逆転を許してプロ初勝利が消滅。今季初登板初先発となった5月27日の楽天戦(東京D)でも5回4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、プロ初勝利はならなかった。

 ▼巨人・横川 先発投手としての役割を果たすことができずに悔しいです。

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