巨人、今度は1点差守り切った! 戸根1338日ぶり白星、畠は連投でまたもピシャリ 岡本和がV打

[ 2021年6月2日 21:07 ]

交流戦   巨人4―3西武 ( 2021年6月2日    東京D )

<巨・西2>5回2死満塁、宮川から逆転の左前適時打を放つ岡本和(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 巨人が7試合ぶり2桁安打となる12安打を放って4―3と西武に逆転勝ちを収め、1分けを挟んで2連勝。貯金8とした。

 プロ初勝利を懸けて先発登板した20歳左腕・横川は大阪桐蔭の5学年先輩でもある森に2打数2安打と打たれ、3回に山川から先制2ランを浴びて3回5安打2失点で降板。だが、巨人は1―3で迎えた5回に2死一塁から石川、ウィーラー、吉川、岡本和の4連打で一挙3点を挙げて逆転に成功し、横川の黒星を消した。この回、ウィーラーの2打席連続適時打となる中前打で1点差に迫ると、マウンドが先発のダーモディから宮川に代わった初球を岡本和が叩きつけた打球が三遊間をしぶとく抜ける2点適時打となって逆転に成功した。

 投げては逆転直後の6回に登板した3番手右腕・畠が3者凡退でピシャリ。畠はソフトバンク打線に3本塁打を浴びて3回5失点KOされてから中3日でリリーフ登板した前夜は打者5人から4三振を奪う無安打無失点の力投を見せたが、連投となったこの日も1三振を奪っての無安打無失点投球となった。2回3安打1失点だった2番手・戸根が2017年10月3日のヤクルト戦(神宮)以来1338日ぶりの勝利をマーク。前夜は9回に守護神デラロサが3点差を追いつかれて痛恨のドローとなったが、この日は畠から大江、中川、ビエイラと無失点リレーでつないだ。

 西武は3回に山川の6号2ランで先制し、5回表まで3―1とリード。だが、5試合目の登板で来日初勝利の懸かっていた先発左腕・ダーモディがその裏、勝利投手の権利まであと1死から打ち込まれた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月2日のニュース