軟式から東大硬式野球部へ 松岡由機が慶大相手に6回1失点「試合をつくれたのは良かった」

[ 2021年6月2日 17:49 ]

東京六大学野球フレッシュトーナメント   慶大2―0東大 ( 2021年6月2日    神宮 )

<新人戦 慶大・東大>東大先発・松岡由機(撮影・沢田 明徳)
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 東大野球部には、さまざまな思いを持った選手が集まってくる。

 慶大戦に先発し6回4安打1失点の好投を見せた松岡由機(2年・駒場東邦)は、高校時代は軟式野球部に所属し、2年春、秋の東京都大会で優勝した経験がある。「甲子園に出た選手とかと対戦して、どこまでできるのか。力を試したかった」と硬式球に持ち替え、神宮のマウンドに立った。

 入学当初は戸惑いの連続。「軟式より力を入れて投げるので、方や肘の負担が大きかった。去年、肘を痛めた」と振り返る。投球フォームを見直し、上半身が突っ込まない形を模索した。映像も何度も見た。平行してトレーニングもこなした。高校時代、軟式で135キロだった球速は、大学で141キロを計測するまでになった。

 今年の4月18日、明大2回戦でリーグ戦デビューを飾った。4番手で登板し2/3回を3安打3四死球で6失点(自責1)。ほろ苦いマウンドになり「真っすぐだけだと合わせられる」とレベルの高さを痛感させられた。この日はカットボールやカーブを織り交ぜ、5三振を奪った。「リーグ戦では打ち込まれた。今日は試合をつくれたのは良かった」と自信をつかんだ、90球の快投だった。(川島 毅洋)

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