立大の頼れる守護神・宮 3回打者9人から5Kで今季初勝利

[ 2021年4月26日 05:30 ]

東京六大学野球・第3週第2日   立大5ー4早大 ( 2021年4月25日    神宮 )

<立大・早大>8回2死、生沼を空振り三振に斬り雄たけびを上げる宮(撮影・小海途 良幹)
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 2回戦2試合が行われ、立大は全4試合に登板している宮海土投手(3年)が3回無安打無失点で早大を下し3連勝。慶大は明大に4―1で競り勝った。

 1メートル74の立大・宮はタフネス左腕だ。昨秋は10試合中9試合、今春は開幕から全4試合に登板している。この日の出番は3―4の7回から。「リードされていたけど、野手が逆転してくれると思っていた。一人の走者も出さずに、いい流れを持ってこようと思った」と、3者凡退に抑えると、チームは直後に東の2点打で逆転した。

 8、9回も3者凡退で締め、今季初勝利。打者9人から5三振を奪い「去年よりも直球で空振りやファウルが取れている」と手応えを口にした。溝口智成監督は「短いイニングなら、こういう投球ができるので一番最後に置いている」と全幅の信頼を寄せる。チームは開幕から無敗で3勝1分け。宮は「毎試合全力を出して、勝ちたい」と意欲を見せた。(川島 毅洋)

 ▼早大・小宮山悟監督(5失点は全て2死から失い)3つ目のアウトを思うように取れなかったのが残念。

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