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金本知憲氏 捕手力の差が勝敗に直結 梅野の存在の大きさ改めて実感

[ 2021年4月26日 05:45 ]

セ・リーグ   阪神7-5DeNA ( 2021年4月25日    甲子園 )

スポニチ評論家・金本知憲氏
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 【金本知憲 視点】中盤から激しく動いた展開にあって捕手力の差が勝敗に直結した印象だ。DeNA高城は今季初昇格で初先発。今季の対戦経験がないからなのか、結果論だけど、疑問に感じる配球が多かった。

 2回に本塁打した佐藤輝は直前2球、フォークに空振りし、直球にも合っていないファウルだった。選択肢として一番ないと見ていたカーブを投げさせて打たれた。球自体はコントロールミスとはいえ、裏をかかないでいい場面で裏をかく必要があったのか。

 7回のサンズの決勝弾は真ん中付近の直球。昨季からサンズの本塁打は、ほとんどが真ん中から外寄りで、この場面では投げさせてはいけない球だった。

 5回に同点を許した暴投はワンバウンドしたフォーク。コースとしては大きく外れていないので何とか止めてほしいところ。一塁手に失策が付いたサンズの飛球も、あそこまで追いかけたのなら、最後まで捕りにいかないと…。7回は捕逸もあった。捕手に“自責点”があるなら、5点くらいはあったのでは。

 DeNAは開幕から捕手が固定できていない。苦しい戦いになっている要因の一つだろう。その点から見ても、阪神は対照的だ。梅野はブロッキングやスローイングに優れ、リードも安定している。開幕から先発を外れたのは一度だけ。相手側の捕手にミスが目立ったことで、改めて梅野の存在の大きさを感じさせられた。

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