ローテーションの壁に直面 ソフト・笠谷4戦ぶり白星へ「1人1人取っていく」

[ 2021年4月26日 20:08 ]

<ソフトバンク練習>キャッチボールする笠谷(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・笠谷俊介投手(24)が27日から始まる9連戦で先陣を切る。26日、ペイペイドームで行われた投手練習に参加して汗を流した左腕は「特に何も意識せず、1人1人目の前のバッターをしっかり取っていくというイメージ」と意気込んだ。

 前回20日の楽天戦では5回途中4失点でKOされ「2ストライクから打たれたのが反省点。球は納得して投げているので、あとはそういう間違いをしないように」と修正点を掲げた。

 今季は初の開幕ローテーション入り。3月30日オリックス戦で今季初勝利を挙げ、最高のスタートを切ったが直近3試合は白星がなく壁にぶつかっている。「やっぱり先発を任されている以上は6イニング以上投げたいという思いもありました。いざ先発(ローテーション)に入ってみると、長いシーズンは難しいという気持ち」と言い、ローテーションを守る立場としての難しさを感じている。

 責任感を背負い込む24歳に対し、工藤監督は昨季もあったオープナーでの起用方針を示唆。「要所で力を入れるところだけを考えて、あとは楽しく投げられたらいいなと思います」と笠谷。気持ちを整理し、チームに勢いをもたらす。

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