札幌のオリックスファン 難病でリハビリ中の西浦に愛のメッセージ 西浦も反応「泣きそう」

[ 2021年4月26日 07:00 ]

パ・リーグ   オリックス4-4日本ハム ( 2021年4月25日    札幌D )

<日・オ6>7回の札幌ドーム名物オリックスファンの応援メッセージ(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム―オリックス戦が行われた26日の札幌ドームで、何とも心温まる一幕があった。

 客席で応援するオリックスファンが、「西浦選手 退院おめでとう!」「西浦選手が国指定の難病を克服して、グラウンドで走り回る日を楽しみにしています」「西浦選手が快足を飛ばして帰ってくる日を待ってるよ!」などの応援ボードを掲げて激励。病気と闘う男に、愛のメッセージを送った。

 オリックスの育成選手・西浦颯大外野手(21)は、昨年11月に「両側特発性大腿骨頭壊死症」を患っていることを公表。血流が低下して壊死(えし)状態となり、股関節機能が低下する国指定の難病で、同12月に左大腿の骨頭掻爬(そうは)骨移植術、今年2月に右大腿骨の同じ手術を受けた。今月17日に退院したばかりで、「これから復帰に向けて頑張ります」と自らのツイッターに投稿していた。

 この日、応援ボードの存在に気が付いた西浦はツイッターに「泣きそう」と投稿。この光景には、本人のみならず、多くの人が心を動かされたようで、他球団のファンからも「オリックスファン素敵」「他球団ファンながら復帰を楽しみにしてます」とのメッセージが相次いだ。

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