ファンのサングラス拾った大谷が打席で拾うものとは?

[ 2021年4月26日 09:30 ]

エンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷が、メジャーで初めて外野守備に就いた。大量リードを許す展開に、自ら申し出た。ジョー・マドン監督は「翔平はグラウンド上のことなら何でもできる」と、信頼を寄せる。

 印象的だったのが、アストロズファンが落としたサングラスを拾って客席に投げ返したシーン。SNSでは「本物のエンゼルだ」と賞賛された。

 今季は登板前日も打者として出場する二刀流。本塁打数はすでに7本と、メジャーでの自己最多更新の期待が膨らむ。先日、テレビ中継を見ていて、メジャーに行っても変わらないルーティーンを確認できた。

 大谷は打席に入る際、必ずホームベースとを注視する。ベースに小さな土の塊があれば、必ず拾う。球審も捕手も気にしない程度の大きさでも必ず、拾ってから構えに入る。幼少時から道具を大切に扱ってきたが、ベースにまで気を配るのだ。野球の神様が味方するような行いを、日頃からしている。この行為も「本物のエンゼル」だろう。(記者コラム・川島 毅洋)

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