ロッテ・鈴木「モチベーションになる」 幼なじみの親友オリックス・佐野如との対決心待ち

[ 2021年4月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ8ー5ソフトバンク ( 2021年4月25日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>プロ初勝利を挙げ、幼なじみのオリックス・佐野如との対決を心待ちにする鈴木(撮影・長久保 豊)
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 開幕前。一本の電話にロッテ・鈴木が大喜びした。故郷・茨城県土浦市の幼なじみであるオリックス・佐野如一外野手(22)からだった。昨秋育成ドラフト5位で入団したが、3月23日に支配下登録されたのだ。

 「ネットニュースよりも先に連絡が来た。めちゃくちゃうれしかったですね。同じリーグだし、対戦できる可能性もある。モチベーションにもなる」

 茨城・土浦四中時代は3年1組と2組で隣だったが、同じ陸上部に入り、週末は土浦霞ケ浦ボーイズでバッテリーを組んだ。高校は常総学院と霞ケ浦に分かれ、直接対決は2打数2安打と打たれた。「観察力が凄くて、女房役という見本のような捕手だった。自分のことを知りすぎて投げる球が分かっていて、対戦したら怖いな」と笑うほどだ。

 年末は2人で練習を行った。ライバルというよりも友達だ。「中学の頃から一緒にプロへ行こうと話していた」。開幕から1カ月、ようやく白星を挙げた鈴木には、夢の舞台で親友との対決という楽しみも待っている。(ロッテ担当・横市 勇)

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