広島・堂林 三塁再々挑戦プラン 打率・395、好調打撃いかす新オプション進行

[ 2020年7月8日 05:30 ]

<広・D 雨天中止 広島練習>ノックを受ける堂林 (撮影・奥 調)
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 広島は、2日連続の降雨中止となった7日、堂林翔太内野手(28)が三塁再挑戦に意欲を示した。今季は一塁と左翼を主戦とする中、4日から三塁での守備練習を再開。一塁では松山、左翼ではピレラと守備位置が重なり、開幕からの13試合で先発出場は9試合にとどまっている。打率・395と好調な打撃を生かそうと、首脳陣も新オプションとして準備させることを認めた。

 新オプションの準備が始まった。堂林はすでに4日から三塁での守備練習を再開している。佐々岡監督は、堂林の三塁起用の可能性を認めて、青写真を思い描いた。

 「三塁の練習をしているので、そういう考えもある。堂林も出られるチャンスが増える。いまは状態もいい。松山、ピレラといるけど、堂林もレギュラーとして出たいと思う。チームにとってもプラスになる」

 現状、三塁の起用法は流動的だ。開幕から8試合連続で先発起用されたメヒアの不振を受けて、28日の中日戦からは左翼のピレラが2試合、三塁に移った。しかし、1日のヤクルト戦で失策するなど不安定さを拭いきれないまま、再びメヒアを三塁に戻した。

 そこで堂林に白羽の矢が立った。昨季三塁に再挑戦し、16年以来、3年ぶりの実戦守備も経験した。今季は一塁と左翼が主戦で、春季キャンプから三塁は経験していないに等しいが、それでも、本人は三塁起用を歓迎して準備を進める。

 「試合に出るために何でもやろうと思っている。チャンスだと思う。(三塁は)去年1年間やって、ブランクはそこまでないかな…と思う。やることは変わらずに、一つ一つシンプルにいくだけ」

 堂林の守備位置は、一塁では松山、左翼ではピレラと重なる。その影響を受けて、打率・395の好調を維持しながらも、開幕からの13試合で先発出場は9試合にとどまっている。朝山打撃コーチは、「守るところがあれば、(堂林を)右左に関係なく使いたい」と起用法を模索中。三塁合格なら、チームにも好影響が出るのは間違いない。

 堂林は昨季28試合で7安打どまりと、1軍デビューした12年以降では自己ワーストに終わった。「(期待されるのは)ありがたいこと。去年までは考えられなかった。必死にやることをやって、試合に出られればと思う」。逆襲を期す男が、チームを円滑に機能させるキーマンとなりそうだ。 (河合 洋介)

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