エンゼルス大谷 674日ぶり登板で50球、全球種 制球に苦しむも「問題なく、球数を投げられた」

[ 2020年7月8日 09:12 ]

登板後にオンライン会見に臨んだ大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた特別ルールの紅白戦に先発し、3回1失点7四球だった。

 50球中、ボール球が35球と制球に苦しんだが、全球種を投げ「問題なく、球数をとりあえず投げられたので、それは良かったかなと思います」と安どの表情を浮かべた。

 初回、先頭打者のラステラに四球、シモンズは空振り三振、レンドンに四球、プホルスに対し2ボール1ストライクとしたところで攻守交代。2回はプホルス、スタッシに連続四球。ラステラに右中間適時打を浴び攻守交代。3回はシモンズ、レンドン、プホルスに3連続四球で交代となった。

 試合での登板は、右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)前の18年9月2日の敵地アストロズ戦以来、674日ぶり。「やっぱりブルペンと全然、違うかなっていうのは感じましたし、味方に投げるのも経験がないので、そこら辺は違いがあるかなと思う。また3日後、4日後か分からないですけど、そこまでしっかりやりたいと思います」と語った。

 手術した右腕を強く振る怖さについて問われると「怖さは特になかったですかね。もちろん思い切り投げにいってはいないですし。右のバッター中心にいた(投げた)ので、どちらかというとやっぱり置きにいってしまったのが強いかなという感じがする。術後明けの不安というよりはそういう面が大きかった」と振り返った。

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