大谷 開幕3戦目の先発が有力 二刀流復帰へ「最初から最後まで全力で」

[ 2020年7月8日 02:30 ]

キャッチボールで調整する大谷(球団提供)
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 大谷が所属するエンゼルスの開幕戦は、4年連続となる敵地オークランドでのアスレチックス戦に決まった。複数の米メディアによると、大谷は26日(日本時間27日)の3戦目の先発が有力視される。二刀流で活躍した18年の起用法にならえば開幕戦でDH、2戦目が休養日となり、3戦目で投手復帰を果たすという見方だ。

 6日(同7日)は自主練習に参加し、約15分間のキャッチボールやランニングなどで調整。徐々に距離を延ばし80メートルほどの遠投も行った。

 「しっかり100%の形で貢献したい。60試合制なので最初から最後まで全力で飛ばしていきたい」と二刀流でのフル回転を誓う大谷は、7日(同8日)の紅白戦に先発する。18年10月の右肘じん帯再建手術後初の実戦登板は開幕投手のヒーニーとの投げ合いで、3イニング程度の予定。ジョー・マドン監督は「決められた球数をきちんと投げられること、いい感触を持ってマウンドを降りること。その2つが最も大事」と話した。残された少ない調整期間で状態を上げていく。 (アナハイム・奥田秀樹通信員)

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2020年7月8日のニュース