巨人・沢村、4年ぶり本格的に抑え役 原監督「やっぱり、沢村に期待なんじゃないのかな」

[ 2020年7月8日 05:30 ]

雨天中止となり、室内練習場でキャッチボールをする沢村(右)と戸郷(撮影・森沢 裕)
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 守護神が早くも離脱する緊急事態にも、巨人・原監督は「やっぱり、沢村に期待なんじゃないのかな」と腹を据えた。6日にデラロサが左脇腹肉離れで出場選手登録を抹消され、長期離脱が濃厚。代役に指名したのは、16年に自身初のセーブ王に輝いた右腕だ。

 昨季1セーブを挙げているが、本格的な抑えは16年以来4年ぶり。この日大竹が合流するまでブルペンで最年長だった32歳は、雨天中止となった阪神戦前に甲子園の室内練習場で汗を流し「どの回を投げようと目の前の打者を打ち取ることに集中する。チームが勝つことだけを目標にやる。勝ちに結びつけられたらいい」と言った。

 17年以降は右肩の故障や制球難に苦しんできたが原監督の期待値は高い。1日のDeNA戦で8回に2四球を出して逆転負けを喫した際はベンチで「公開説教」を行い、奮起を促していた。「(抑えを)一人で埋めろ」と通達した宮本投手チーフコーチは「生きるか死ぬかでやってくれる。男になるか俺も見たい。野球人生を懸けろ」と期待を寄せた。

 開幕が二転三転した今季。原監督は「各球団結構出るよ、ケガ人が」と見通し、4日の中日戦で4点リードの9回に沢村を起用するなど次善の策を講じていた。雨天中止により9月に13連戦が行われる見込みとなったことも「臨むところよ。それはもう覚悟している。2020年のルールの中でゴールに突き進む」と見据えた。

 昨季、一時抑えを務めた左腕の中川については「リリーフで一番安定している。あえてそこは動かす必要はない」と、セットアッパーとしての起用を軸にする。昨季43試合登板、防御率2・61と復活の兆しを見せた沢村は「常に期待は感じています。結果に結びつけたい」。首位固めへ、接戦をものにする。 (神田 佑)

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