【日本シリーズ大分析2】巨人・山口“コース紙一重”グラシアルに痛恨被弾

[ 2019年10月20日 08:35 ]

日本シリーズ2019第1戦   ソフトバンク7-2巨人 ( 2019年10月19日    ヤフオD )

2回1死二塁、グラシアル(手前)に逆転2ランを打たれた山口(撮影・尾崎 有希)
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 巨人・山口も今季は物凄く安定感のある投球を見せていたし、うちも交流戦では抑えられた。この試合も低めを意識した投球で千賀と見応えのある投手戦だった。

 ただ、2回1死二塁、グラシアルに内角球をさばかれ、痛恨の逆転2ランを浴びる。決して失投ではない。小林の構えたコースへほぼ、間違いはなかった。どちらかといえば、うまく打った相手を褒めるべきだろう。

 考え方は千賀―甲斐のバッテリーと同じだ。インコースを意識させれば2戦目以降の攻め方が楽になる。ただし、紙一重でこちらの「内角攻め」は結果、失敗に終わる。

 グラシアルには「助っ人」の定義はあまり当てはまらないように思う。シーズンでロッテも54打数17安打の打率・315とやられた記憶の方が多く、嫌らしい打者という印象。外国人に多い強引に引っ張るタイプではなく、センター中心に着実に打ち返してくる。

 弱点は内角高めと外角低めの2点だが、見た目には狙い通りの小林の選球、山口の投球が、ほんのわずかにずれた。その分、内角高めに狙ったボールはやや低く入り、得意ゾーンに変わった。この助っ人には単に「内角」だけでは通じない。

 3番・柳田が復活。本来、4番・デスパイネの次に置きたいところだが、5番には好調で何でもできる中村晃が入り、打線に「変化」が生まれている。このアップダウンのきつい坂道のような打線を相手にするのは、想像以上に骨が折れる。

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