黒星発進だった25年前のシリーズ…敗戦投手の桑田は言った「槙原さんなら…」堀内さんが“秘話”明かす

[ 2019年10月20日 14:57 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(71)が20日、自身のブログを更新。前日19日に行われたSMBC日本シリーズ第1戦(ヤフオクD)でソフトバンクに2―7で敗れて黒星発進となった古巣・巨人に25年前の秘話を明かしながら愛情たっぷりのエールを送った。

 試合後の前夜には「選手はホテルにさっさと帰って今日はもう色々考えないでゆっくり寝ること」と切り替えを強調していた堀内さん。一夜明けたこの日は長嶋監督、堀内投手コーチで戦った1994年日本シリーズの経験を明かした。

 25年前の対戦相手は黄金期の西武。巨人は本拠・東京ドームで戦った第1戦で先発に桑田を立てながら6回4失点と踏ん張り切れず、現在巨人でコーチを務める宮本、水野らリリーフ陣も打ち込まれて0―11で大敗した。

 その年、シーズンで11完投して14勝を挙げた斎藤の体は「悲鳴をあげ正直投げられる状態では」なく、同じくシーズン10完投で14勝を挙げていた桑田を開幕投手に指名。「昨日の山口俊のように桑田で確実に1勝を。そう意気込んで臨んだ試合だったがそれが誤算に終わった。桑田は打たれてしまい代わったリリーフ陣も抑えきれずで終わってみれば11対0。西武との力の差をまざまざと見せつけられた。そんな試合だった」と振り返った。

 第1戦はデーゲーム。そのため、夕食前にミーティングを開いた。堀内投手コーチは「実際に投げてみてどうだったのかみんなの前で話をするように」と桑田を指名。堀内さんの記憶によると、そこで桑田は西武の打者の特徴を細かく分析した上で、翌日の第2戦で先発予定だった槙原に「僕はコントロールが甘くて打たれてしまったが槙原さんなら大丈夫」というような言葉で締めくくったのだという。

 「彼の言葉通り槙原は1対0と見事に完封してくれた。そしてそのシリーズは4勝2敗で勝利し5年ぶり18回目の日本一に輝いた。さぁ、気持ちを切り替えていこう!」と堀内さん。「がんばれ!ジャイアンツ!」と古巣へのエールでブログを締めくくった。

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