早実 来春センバツアウト 秋季東京都大会に出場辞退

[ 2019年9月14日 05:30 ]

 春21回夏29回の甲子園出場を誇る高校野球の名門・早稲田実業(東京)が今秋東京都大会の出場を辞退することが13日、分かった。きょう14日にも発表される。

 学校関係者がこの日までに東京都高野連へ出場辞退を申し出、受理された。同校の広報担当者は「お答えできることは何もありません」と辞退理由を明らかにしなかった。複数の関係者によると部内で複数部員が関わる不祥事が発生したとみられる。来春センバツ出場へ、重要な参考資料となる秋季東京都大会は7日から1次ブロック予選が始まっており、早実はあす15日に錦城学園との初戦に臨む予定だった。今回の出場辞退により、来春センバツ出場への道が断たれることになった。

 この日の日本学生野球協会の審査室会議では、ある高校が「部員9人による問題行動」のため、12日から3カ月の対外試合禁止処分を科された。都道府県名と校名は、関係者のプライバシーを理由に非公表とされていた。

 早実は甲子園春夏通算歴代9位の66勝を挙げ、王貞治ソフトバンク球団会長ら、多数のプロ選手を輩出。06年夏には斎藤佑樹投手(現日本ハム)を擁して全国制覇を果たした。15年夏には1年生だった清宮幸太郎らを擁して甲子園4強に進出。その後、清宮は高校史上最多111本塁打を放ち、17年ドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けた。

 今夏西東京大会は甲子園に出場した国学院久我山に準々決勝で敗れた。清宮の実弟で1年生の福太郎外野手が在籍し、秋の大会は新チームのクリーンアップとして活躍が期待されていた。

 ▽早稲田実業 1901年(明34)創立の私立校。小中高一貫教育を行う早大の系属校で、通称は「早実」。2001年の創立100周年を機に、校舎を新宿区から国分寺市に移転。04年からは中高等部を男女共学とし、初等部を設置した。校是に「去華就実」を掲げる。野球部は1905年に創部。甲子園出場は春21度、夏29度。主なOBに王貞治(ソフトバンク球団会長)、荒木大輔(日本ハム2軍監督兼投手コーチ)、斎藤佑樹、清宮幸太郎(ともに日本ハム)ら。所在地は東京都国分寺市本町1の2の1。村上公一校長。
 

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