大阪桐蔭 来春センバツへ24点大勝発進、4発含む先発全員打点 西谷監督「まだまだ」

[ 2019年9月14日 11:38 ]

秋季近畿地区高校野球大会 大阪府予選2回戦   大阪桐蔭24―0渋谷 ( 2019年9月14日    豊中ローズ )

<大阪桐蔭・渋谷>初回1死二塁、本塁打を放つ大阪桐蔭・船曳(撮影・平嶋 理子)
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 夏5回、春3回の甲子園大会優勝を誇る大阪桐蔭が5回コールド勝ちで来春選抜大会出場に向け、発進した。

 初回無死一、二塁、吉安遼哉捕手(2年)の中前打で先制すると4番・西野力矢内野手(2年)の左中間2点二塁打で2点を追加。なおも1死二塁から船曳烈士外野手(2年)の左越え2ランなど、この回打者11人攻撃で一挙6点を挙げた。2回以降も得点を積み重ね、4本塁打を含む19安打24得点。先発全員が打点を記録するなど、猛打で初戦を突破した。西谷浩一監督(50)は「じっくりと練習できたとはいえ、新チームはいくらやっても、まだまだ、まだまだ…と。やらなくてはいけない事が多い。毎日、毎日、勝つことで成長できる」と話した。

 新チームから主将に就任した藪井駿之裕内野手(2年)は「去年、負け続けた悔しさを持って、全員がやろうということでスタートした。初戦を、一歩目を大事にしよう。いいスタートダッシュを切れるようにと言ってきた」と表情を引き締める。今夏の甲子園大会では同じ大阪のライバル・履正社が初優勝を飾った。「履正社さんも昨年の悔しい思いを持って、1年間頑張って、いい形につなげたと思う。僕らのチームもそういうところを大事にしたい。大阪の全部のチームがライバル。大阪で勝つことが全国につながる」と力を込めた。

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