中日・小笠原、396日ぶりの勝利 復帰への焦りは「意識することなかった」

[ 2019年8月28日 21:53 ]

セ・リーグ   中日1-0阪神 ( 2019年8月28日    甲子園 )

<神・中>今季初勝利を挙げ、岡田(左)からウイニングボールを受け取る小笠原(撮影・北條 貴史)
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 中日・小笠原が今季初めて甲子園のマウンドに上がり、阪神打線を相手に6回2/3を投げ、無失点の好投。左肘と左肩の故障から復帰し、昨年7月28日以来、396日ぶりの勝利となった。

 東海大相模時代にはエースとして15年夏に優勝投手となった聖地で力投を見せた小笠原は、久々の勝利にも「野手の皆さんに助けていただいて勝つことができたので、本当に感謝してます」と感謝。

 自身の投球については「何とか粘れたんで、次につなげられるかな、と思います」とのコメント。ピンチにも動じず、得点を許さなかった粘りの投球に胸を張った。

 昨年9月に左肘の遊離軟骨除去手術を受け、キャンプ中には左肩痛を発症。8月10日に復帰し、3戦目にしてようやく白星を挙げた。復帰時のことについて問われると「とにかくチームの力になれるようにやっていくだけだったので、そこまで意識することはなかったです」と語った。

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