松山フェニックス・鶴岡 猛打賞も惜敗に涙「落球が敗因になりました」

[ 2019年8月28日 16:14 ]

第44回全日本クラブ野球選手権大会第3日 準々決勝   松山フェニックス2―3OBC高島 ( 2019年8月28日    メットライフD )

 松山フェニックスの高卒ルーキー、鶴岡錬之介(18)が惜敗に涙を流した。

 同点で迎えた8回。先頭打者の当たりは左翼線に伸びた。左翼・鶴岡が懸命に追ったがわずかに届かず頭からフェンスに激突した。懸命に返球後グラウンドに倒れた。脳しんとうか。心配して駆け寄るナインに「大丈夫です」と復帰。実は「代えられるのがイヤだったんです」と言った。その後1死一、三塁となって左飛。返球を焦って落球し勝ち越しの点が入った。一走を二塁で封殺したから記録は「左ゴロ」だが「しっかり返球していたらホームがアウトになっていたかもしれません」とまた涙があふれた。

 愛媛の北条高校出身。96年、奇跡のバックホームで優勝した松山商の沢田勝彦監督が異動して同校に赴任。「沢田さんに教えてもらいたくて進学しました」という。沢田監督の教えは「勝機一瞬、敗因一瞬」だという。

 「きょうの僕のプレーはまさにそれです。落球が敗因になりました」と唇を噛んだ。

 それでもバットでは3安打の猛打賞。9回には先頭打者として反撃の左前打も放った。「この悔しさはこの舞台でないと晴らせません。必ず来年も出場してもっと上を目指します」最後まで目を赤く腫らせた鶴岡。来年こそは投打に活躍して“勝機一瞬”の主役を目指す。

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