西武・平良158キロ!球団日本人最速タイ “投げるおかわり”好救援

[ 2019年8月28日 05:30 ]

パ・リーグ   西武8―2日本ハム ( 2019年8月27日    釧路 )

7回に登板した平良(撮影・高橋茂夫)
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 誰だ、この投手は…。釧路のファンは西武の2年目・平良の投球に驚いた。1メートル73、98キロのぽっちゃり体形から150キロ超えを連発した。「いつも通りに強い球が投げられて、3人で抑えられて良かった」。6―2の7回から登板。先頭・横尾の初球にいきなり153キロを投げ込んで、球場をどよめかせた。

 代打・王柏融(ワンボーロン)は154キロで空振り三振。そして西川を2ボール2ストライクから遊ゴロに打ち取った直球は、球場表示で158キロを計測した。「間違いだと思う」と笑うが、球団日本人では菊池雄星(現マリナーズ)に並ぶ最速タイとなった。

 この日の直球は全13球が150キロ超え。「直球には自信があるし、そこを見てほしい」。リリースポイントが前にあり、奪三振率は驚異の9・8を誇る。八重山商工時代は最速151キロだったが、本格的にウエートトレーニングを始めて体重は10キロ増えた。昨季2軍で自己最速156キロをマークした。上本達之ブルペン捕手は「プロに入った時から、みんながピストルみたいな球と言うくらい、速くて重い」と証言する。

 強い心も武器だ。「ヤジは気にならないし、いつも絶対に抑えてやろうと思って投げている」。7月19日のオリックス戦で1軍デビューし、150キロを連発。24日の楽天戦では5―2の7回2死満塁で浅村を迎えた場面で救援し、直球で追い込み、最後は155キロで空振り三振に斬った。

 投打のかみ合ったチームは大勝し、ソフトバンクに3ゲーム差と迫った。清宮世代の19歳。中村、山川に似た風貌の新星が、逆転優勝のキーマンだ。 (武本 万里絵) 

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