広島ジョンソン、8四死球も7回無失点で9勝目 逆転V「諦めていない」

[ 2019年8月28日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2―0巨人 ( 2019年8月27日    東京D )

ヒーローインタビューを終えファンに帽子を振るジョンソン(撮影・久冨木 修)  
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 粘った。耐えた。広島のジョンソンは自己ワースト8四死球を与えながらも7回を単打3本に抑え無失点で9勝目を挙げた。

 「バランスが悪くコントロールできなかったが、ここぞでいいところに決められた」

 2回1死二、三塁をしのぐと4回無死一、二塁でも大城を併殺に打ち取り若林も中飛でピンチ脱出。5回2死一、二塁ではフルカウントから丸を外角スライダーで見逃し三振に仕留めた。昨季まで同僚だった丸に対しては、この日も4打数無安打で今季16打数1安打とほぼ完璧に封じている。

 「彼のことは良く知っている。同じ攻め方をすればダメージを食らう。待ち球を外すことができた」

 逆転優勝に向け巨人、DeNAの上位2チームとの6連戦の初戦。「非常に重要なシリーズ」と自ら位置づけての一戦で力投し7月31日から続く巨人戦の連続無失点も20イニングに伸ばし、胸を張った。

 「勢いが付く。まだまだ試合は残っていると思うので諦めていない」。巨人とは5・5ゲーム差だが、助っ人左腕が先頭に立ち必死に背中を追いかける。

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2019年8月28日のニュース