阪神、屈辱の3連敗 巨人に9・5差…矢野監督「取り返すしかない」

[ 2019年7月11日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―4巨人 ( 2019年7月10日    甲子園 )

巨人に連敗し厳しい表情であいさつする矢野監督(右から2人目)(撮影・後藤 正志)
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 甲子園はため息だけに支配された。逆転Vの機運すらかすむ完敗だった。巨人相手に今季3度目の同一カード3連敗。1995年以来、実に24年ぶりの屈辱だ。遠のく宿敵の背中。ゲーム差は今季最大の9・5だ。借金2を抱えて前半戦を終えた矢野監督は苦り切った表情を浮かべた。

 「(借金2は)それはもうしゃあない、そんなんは。何を言ったって、返ってけえへんし。それは取り返すしかないので。前向いていきます」

 序盤の失点がすべてだった。先発のメッセンジャーは初回、丸に右翼席へ特大の先制弾を献上。2回は3連打を含む4本の単打を浴びて3点を失った。指揮官は「もちろん重いし、それを言い訳にもできへん。負けてる試合ってずっとそうなんだけど、チャンスはつくれてるけど、あと1本っていうところが出ないのでね」と声を絞り出した。

 得点点力不足にあえぐ打線を考えれば、あまりに重い序盤の失点だった。6回は先頭の糸井が右前打で出塁。ただ、オーバーランで帰塁できず、右翼・亀井の送球によって一塁で刺された。直後に大山とマルテの連打で1点を挙げただけに、悔やまれる手痛いミス。チグハグな攻撃に打線は8安打1得点と反発力も欠いた。

 「このオールスターブレークでどれだけ改善できるかわからんけど、気持ちの部分と、やれることはやっていってね。まだ59試合あるんで、自分たちの野球ができるようにっていうのと、成長していかないとやっぱり上にはいけないので」

 早ければ後半戦2戦目の16日にも自力優勝が消滅する。20日前後に来日するメジャー通算75本塁打の新外国人・ソラーテだけを頼りにするわけにもいかない。残り59試合。メッセンジャーを含めた先発投手陣の整備に加え、打線のテコ入れも急務だ。 (吉仲 博幸)

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