阪神メッセ、今季最短2回4失点「野球のクレイジーさにやられている」

[ 2019年7月11日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―4巨人 ( 2019年7月10日    甲子園 )

2回1死一、三塁、炭谷に中前に適時打を打たれたメッセンジャー (撮影・奥 調)
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 3回のマウンドに先発・メッセンジャーの姿はなかった。2回の攻撃で代打・俊介を送られ、降板。まだプレーボールから45分ほどしか経過していなかった。今季最短となる2回4失点で7敗目を喫し、対巨人4連敗となった右腕は敗戦後、言葉を絞り出した。

 「自分が全然、(思い通りに)投げられていない。それだけ。感じが良いという時には打たれて、良くないと思う時には抑えて…。野球のクレイジーさにやられています」

 精彩を欠いた。初回は亀井、坂本勇を打ち取り、上々の滑り出しかと思われた。だが続く丸への初球、134キロのスライダーが真ん中に入った。失投を右翼席中段まで運ばれ、出ばなをくじかれた。

 続く2回も、立ち直る兆しが見えない。先頭・大城を空振り三振に仕留めるも、若林、ビヤヌエバ、炭谷に3連打を許し、まず1失点。なおも2死満塁とされ、坂本勇にも中前2点打を浴びた。わずか2回で要した47球が、苦闘ぶりを物語った。

 崖っぷちに立たされた。日米通算102勝を誇り、今季も5年連続6度目の開幕投手を務めたエースだが、例年になく黒星が先行する窮状に陥っている。その要因とは球威不足か、制球力不足か、変化球の精度不足か…。矢野監督は「調子はそんなに悪い感じはしなかったけどね」と話した一方で、「そういう登板がちょっと続いているのでね。いろいろ考えてみないとな…と思っているけど」と、場合によっては2軍での再調整も視野に入れる考えを示した。 (惟任 貴信)

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