フレッシュ球宴MVPは広島・小園! 11連敗中のチームに光差す史上3度目先頭打者弾

[ 2019年7月11日 20:45 ]

フレッシュオールスターゲーム2019   全ウ5―1全イ ( 2019年7月11日    楽天生命パーク )

<フレッシュオールスター全イ・全ウ>優秀選手賞のロッテ・中村稔(左)と中日・梅津(右)の間で最優秀選手賞のボードを掲げる広島・小園(撮影・木村 揚輔)
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 次代を担う若手有望選手による祭典「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2019」が11日、宮城・楽天生命パークで行われ、ウエスタン・リーグ選抜がイースタン・リーグ選抜を5―1で下し、昨年に続いて2連勝を飾った。

 通算成績はウエスタン選抜の29勝20敗6分け。最優秀選手賞(MVP)には先頭打者アーチを含む2安打を放った広島のドラフト1位ルーキー、小園海斗内野手(19)が選ばれ、賞金100万円を手にした。広島選手のMVP選出は2007年の中東以来12年ぶり。優秀選手には梅津(中日)と中村(ロッテ)が選ばれ、それぞれ賞金50万円が送られた。

 ウエスタン選抜は初回、小園(広島)が吉田輝(日本ハム)から右翼スタンドへ先頭打者アーチを放って先制。フレッシュ球宴の初回先頭弾は76年の高橋慶彦(広島)、83年定岡徹久(広島)に次いで3人目の快挙。2回には中川(DeNA)から林(広島)、熊谷(阪神)と2本の適時打を放って2点を加えると、6回には清水(ヤクルト)から石橋(中日)が左前2点適時打を放って逃げ切った。

 イースタン・リーグ選抜は先発マウンドに上がった吉田輝がいきなり被弾し、打線は0―3で迎えた3回に無死三塁としながら3者連続三振、0―5で迎えた7回の1死一、二塁も2者連続三振。9回に内野安打で出塁した藤原(ロッテ)が立て続けに二盗、三盗を決めて山下(巨人)の中犠飛でようやく1点返したが、そこまでだった。

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