15日神宮で女子プロ野球オールスター戦、加藤優らが来社PR

[ 2019年7月11日 05:30 ]

女子プロ野球オールスターゲームをPRする埼玉アストライア・加藤優外野手(右)、古谷恵菜投手(左)と京都雅で指揮を執る石井義人監督
Photo By スポニチ

 女子プロ野球・埼玉アストライアの加藤優外野手(24)と古谷恵菜投手(23)らが10日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ、15日に神宮球場で開催する「花鈴のマウンドPresents 女子プロ野球リーグ オールスターゲーム2019」のPRを行った。

 女子プロ野球が10年目の節目を迎え、関東で初開催される今年のオールスターゲーム。今回は、現在大好評連載中の女子野球マンガ「花鈴のマウンド」に登場する主人公の桐谷花鈴(きりたに・かりん)が通う星桜(せいおう)高と、ライバル・柊木美玲(ひいらぎ・みれい)が通う京都雅(みやび)高に分かれて対戦する。

 両チームの監督は、今季から女子プロ野球リーグの新指導者として加わった小林雅英投手総合コーチが星桜チーム、石井義人野手総合コーチが京都雅チームの指揮を執ることになった。

 星桜チームで出場する加藤は「昨年は年数に分けて行って、ベテラン勢がとてつもなく強かったんですが、今年はドラフトで公平に選手が選ばれたチームなので、いい勝負になるかなと思います。今年初めての関東での試合なんで、9月から関東で秋季リーグがあるので、試合に足を運んでもらえるような試合をしたい」と、意気込みを話した。

 一方、京都雅チームで出場する古谷は「試合では1、2イニングを投げると思いますが、与えられたイニングですべて三振を狙っていきたいですね。そして、自己最速の123キロを超える130キロを投げられたらいいと思います」と1メートル77の長身から繰り出す自慢の直球でファンを魅了する約束をした。

 京都雅チームで指揮を執る石井監督は「ぜひ、球場に足を運んでいただき、プロ野球とは違って、女子プロ野球ならではのスピード感や体の使い方など、見ていただきたい」と、女子プロ野球の魅力を楽しんでほしいと話す。

 なお「花鈴のマウンド」のCMで、桐谷花鈴のキャラクターボイスを担当する声優の下地紫野が来場し、始球式をはじめ、試合中のイベントに登場する。

 試合開始は19時。チケット好評発売中。

続きを表示

この記事のフォト

2019年7月11日のニュース