【千葉】千葉日大一 エース・宮嶋がサヨナラ犠飛 7回途中降板もバットで取り返す

[ 2019年7月11日 18:03 ]

第101回全国高校野球選手権千葉大会 1回戦   千葉日大一5―4成田西陵 ( 2019年7月11日    ZOZOマリン )

サヨナラ打を放った千葉日大一のエース・宮嶋
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 雨中の接戦は、千葉日大一のエース・宮嶋大貴(3年)のサヨナラ犠飛で決着した。

 4―4の9回1死満塁の場面。宮嶋のバットが中飛を放った。中堅手の懸命のバックホームをかいくぐり、三塁走者が生還。劇的な幕切れとなった。

 「自分のピッチングもバッティングもよくなかった。取り返したくて気持ちで打った」

 先発のマウンドに上がったが、初回に先制を許すと7回には4安打を浴びて2点を失った。雨で内野陣の連係が乱れる不運もあったが、背番号1を付けながら7回途中降板。そのまま右翼の守備に入り、悔しさを最終回のバットで晴らした。

 試合会場のZOZOマリンスタジアムから一番近くに位置する千葉市立打瀬中の出身。「子どもの頃、夏休みはマリンスタジアムの高校野球の試合をほとんど毎日見に来ていた」。その憧れの球場で初戦はヒーローになれた。

 稗田徹監督も「彼は本来は4番を打つ選手。調子を落としてるけど、最後はよく(打球を)上げてくれた」と称えた。

 宮嶋の中学の先輩には慶応(神奈川)の主軸として甲子園で活躍した下山悠介(現慶大)がいる。

 「下山さんは小学校の野球チームでも先輩だった。プレーは格好いいし、凄い人格者です」

 自宅も近い宮嶋は、甲子園で敗れた翌日の夜中に公園で壁当てをして練習する下山の姿を目撃した。

 「下山さんにはなれないけど、同じように甲子園に行きたい」
 決勝戦が行われる、かつて通い詰めた球場で、チームを甲子園初出場に導くの宮嶋の目標だ。  

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