マー君、米球宴で初勝利 今季で引退のサバシアに贈った雄姿「本当に凄い投手」

[ 2019年7月11日 05:32 ]

米球宴で1回を無失点に抑え勝利投手になった田中(AP)
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 田中が尊敬の念を隠さないのが、入団以来投手陣をリーダーとして束ねるサバシアだ。いずれも現役最多の通算251勝、3057奪三振。球宴は新人時代から過ごしたインディアンスの本拠クリーブランドで行われ、特別表彰のため訪れた。

 球宴のクラブハウスでロッカーは隣同士。練習のキャッチボールは一緒に行った。「若い頃はパワー投手で、ベテランになってからはツーシームとカットボールを投げ分けるスタイル。本当に凄い投手」と田中。今季限りの引退を表明しており「みんなその気持ちは強い」と先輩の花道を飾る世界一を誓う。そのサバシアは「マサが投げる姿を見られて良かった。14年にケガしなければ、先発を務めていたのだから」と話した。最後はチャプマンが締め、主役そろい踏みでチームの士気も高まった。 (大リーグ担当・後藤茂樹)

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2019年7月11日のニュース