【新潟】第1シード日本文理、初戦突破 復帰のエース・南が7回無失点

[ 2019年7月11日 13:06 ]

第101回全国高校野球選手権新潟大会2回戦   日本文理6―2新発田中央 ( 2019年7月11日    鳥屋野野球場 )

 昨秋、今春の県大会優勝校で第1シードの日本文理が初戦を突破した。右肘の負傷から復帰したエース南隼人(3年)が先発。昨秋以来の公式戦で7回を投げて被安打6の無失点と好投した。

 打線は初回に相手のミスで1点を先制。その後は相手左腕を打ちあぐねたが、6回に4安打で3点、7回にも4安打で2点を奪って突き放した。

 南は「やはり公式戦で投げるのは特別。その中で自分のピッチングができた」と満足そうに話した。

 昨年10月の北信越大会で右肘を痛めた。投げられなかった冬の期間は、300メートルダッシュなどで徹底的に下半身を強化。肘が下がらないようにフォームを改造した。

 登板がなかった春の大会は、試合中にベンチで捕手の佐藤魁星(3年)と会話しながら配球のイメージトレーニングを行っていた。
 最速143キロ右腕は103球でマウンドを譲ったが「球も良かった。力でしっかり抑え切れた」と大きな手応えをつかんだ。

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2019年7月11日のニュース