広島・会沢、ヤクルトにリベンジ意欲 投手陣復調で「今回は有利」

[ 2019年5月14日 05:30 ]

ヤクルトへのリベンジに燃える会沢
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 貯金1として同率3位に浮上した広島は、14日から2位のヤクルトと2連戦(マツダ)。本拠地では前回3連敗、今季通算1勝5敗と苦戦する相手だけに、選手会長の会沢翼捕手(31)はリベンジに強い意欲を燃やす。初戦の相手先発は対戦打率5割と好相性の原樹理。自らのバットで勝利に導き、交流戦までに貯金を増やす青写真だ。

 選手会長はうずうずしていた。先発投手の加減で土、日のDeNA戦をベンチ待機。3試合ぶりのスタメンを前に力が自然にみなぎる。ましてや今季苦戦を強いられるヤクルトが相手だ。週末の阪神3連戦も見据えて、会沢は力を込めた。

 「来週の試合は大事になる。去年は(貯金を)稼がせてもらったんだけど、苦手はつくりたくないのでね」

 昨季19勝6敗とカモにしたツバメに今季1勝5敗、同15勝10敗だった虎には2勝4敗。残るセ3チームには勝ち越しており、同率3位から躍進するためにも劣勢をはね返しておきたいところ。ヤクルトには、まさかの本拠地3連敗が痛かった。

 投壊に拙守が重なった4月9~11日の3連戦。2戦目には延長10回に一挙12失点の屈辱も味わった。チーム状態はどん底。借金は最大8まで膨らんだが、既に状況は好転している。防御率3・19はリーグトップ。女房役はリベンジを予告する。

 「前回のマツダでは何をしてもダメだったけど、今回は有利に働くんじゃないですか」

 常に真っ赤に染まる本拠地。自滅さえしなければ地の利は生かせる。加えて今回の2連戦は実績のある野村、大瀬良が先発予定。相手はバレンティンを欠き、青木、山田哲の先発出場も微妙な状況だけに、雪辱を果たす条件は整っている。

 強打の正捕手はバットでも期待大だ。「まあまあ打っていると思う」と言う通り、初戦先発の原には昨季8打数4安打。今季のヤクルト戦でも鈴木、バティスタ、野間、西川らが低調な中で一人、16打数8安打と気を吐き、通算打率・312とセ界で最も得意とする。

 「一時期を思えば、打撃の状態は上がってきている。チーム(成績)もだいぶ盛り返したけど、交流戦までに貯金を一つでも二つでもつくっておきたい」

 リーグ4連覇へ。逆襲に転じた王者には、攻守に頼もしい31歳の選手会長がいる。(江尾 卓也)

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