広島 安部、勝利の流れ呼び込む2点打「気持ちで打ち返した」

[ 2019年5月14日 22:15 ]

セ・リーグ   広島9―4ヤクルト ( 2019年5月14日    マツダ )

<広・ヤ>5回2死満塁、安部は中前に2点適時打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 広島が目まぐるしい試合展開を制し、5回に貴重な適時打を放った安部がお立ち台に立った。

 2度逆転され1点を追う5回、同点とした2死満塁で前の打者の会沢が勝ち越しの押し出し四球を選び、安部の打席。中前に2点適時打を放ってリードを3点に広げ勝利の流れを決定づけた。安部は「何とか(打ちたい)という気持ちで打席に入った。大きな声援をいただいていて、気持ちで打ち返した」とその場面を振り返った。

 その後試合はヤクルト打線が沈黙したのとは対照的に広島が7、8回に1点ずつを加え、終わってみれば5点差での快勝となった。安部は「(自分が打って)優位に運べたのは良かった。当たり前のことをやっただけ」と控えめだったが大きな一打となった。

 この日の勝利で貯金は今季最多の2。2位ヤクルトにも1ゲーム差と迫り、15日に勝てば2位タイに浮上する。安部は「目の前の試合を全力で全部勝つという気持ちで行く」と気合のこもった言葉で締めくくった。

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2019年5月14日のニュース