楽天・藤田が1000安打達成「プロに入った時は自分が1000本も打てると思っていませんでした」

[ 2019年5月14日 14:58 ]

パ・リーグ   楽天ー日本ハム ( 2019年5月14日    楽天生命パーク )

<楽・日7>6回1死、右前打を放ち通算1000安打を達成した藤田(撮影・尾崎 有希)
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 楽天の藤田一也内野手(36)が、5月14日の日本ハム戦(楽天生命パーク)で通算1000安打の節目に到達した。NPB史上298人目。

 「2番・遊撃」でスタメン出場。初回の1打席目は二ゴロ、2打席目は一ゴロに打ち取られたが、6回の第3打席にチェンジアップを右前へと運んだ。塁上で記念ボードを掲げると、球場は大きな拍手に包まれた。

 藤田は「プロに入った時は自分が1000本も打てると思っていませんでしたからね。守備でやってきた自分がバッティングの方でこのような数字を残すことができて素直に嬉しいです。試合に出ないと達成できない数字なので、ここまで試合で使ってくださった監督コーチ、裏方さん、ファンの皆さん、そして、両親、家族に感謝したいです。まだまだ若いと思っていますので、これからも1本1本積み重ねていきたいですね」としみじみと語った。

 プロ15年目。今年7月に37歳になるベテランは、10日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で3安打を放って通算999安打としていた。神戸には両親や親族も駆けつけていたそうで「神戸で家族の前で達成できていれば良かったんですけど。本拠地に戻ってきたので、仙台のファンのみなさんの前で打ちたいですね」と話していた。

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2019年5月14日のニュース