阪神ドラ3木浪 猛打賞ルーキー1番乗り 開幕遊撃先発見えてきた

[ 2019年3月13日 05:30 ]

オープン戦   阪神5―4中日 ( 2019年3月12日    ナゴヤD )

<中・神>5回1死二、三塁、木浪は右前適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 勢いはとどまるところを知らない。中日とのオープン戦で初めて遊撃で先発した阪神のドラフト3位・木浪(Honda)が2点適時打を含む「プロ初」となる3安打。12球団新人では楽天・辰己と並ぶ猛打賞一番乗りで、チームでも初めて。オープン戦ではともにチーム最多となる12安打、5得点を誘発し、8試合目での初勝利に大きく貢献した。

 「(3本)出てよかったんじゃないですかね」

 2回無死二塁から一塁内野安打を放って好機拡大すると、4回無死一塁では一塁強襲の内野安打を放った。失うものは何もない積極姿勢の真骨頂となったのは5回だ。1死二、三塁で3ボールから真ん中に甘く入ってきた失投を右前に運ぶ2点打でリードを広げた。

 「(2点打は)真っすぐだと思い、信じて打ちました。あそこは点を取りたいという気持ちになりました」

 ベンチから拳を突き上げるチームメートに向かって木浪も拳を突き上げ、喜びを表現。侍ジャパンの一員として9、10日のメキシコとの強化試合に参戦していた清水ヘッドコーチが「メキシコ代表の選手たちは得点した時に喜びを表現して一つになっている感じがした。うちもああいうチームになれたら」と考案し、この日から導入した儀式だった。

 オープン戦通算成績は22打数10安打の打率・455。10安打は12球団で3位に位置するなど好調さが際立つ。

 遊撃では3回に大島のゴロをさばいただけだったが「今日は守備に集中していた。打球が1回飛んできて、アウトにできたのはよかった」と万能ぶりを改めて発揮。矢野監督も「使えるオプションが、あいつがいる中で増えているし、あれだけの結果を出せばレギュラーというのも近づいて来る」と、開幕遊撃先発の可能性も出てきた。13日の同戦も遊撃で出場見込み。進化を見せ続けるルーキーの評価は、まだまだ高くなりそうだ。 (長谷川 凡記)

続きを表示

「稲村亜美」特集記事

「プロ野球 交流戦」特集記事

2019年3月13日のニュース