【スポニチ大会】甲子園連覇捕手が激突 NTT西日本の新人・小泉は反省の初陣「力不足」

[ 2019年3月13日 17:01 ]

第74回JABA東京スポニチ大会予選リーグ Aブロック   沖縄電力4―2NTT日本 ( 2019年3月13日    横浜 )

<スポニチ大会 沖縄電力・NTT西日本>先発・吉元に声を掛ける小泉(撮影・島崎忠彦)
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 NTT西日本は新人の小泉航平捕手(18)をスタメンに抜擢。中日・根尾、ロッテ・藤原らと昨年甲子園春夏連覇を達成したメンバーも、社会人は初の先発マスクだ。かたや沖縄電力は興南で10年甲子園春夏連覇を飾った当時の正捕手・山川大輔(26)。こちらは入社9年目、円熟期に入っている。

 結果は山川が高卒ルーキー知念大成(18)らを好リードし、チームも4―2で快勝。沖縄電力にとってNTT西日本からの公式戦白星は6年ぶりだった。試合前、古謝景義監督(37)から「ルーキーに負けるな」とゲキを飛ばされた山川。「実績はボクが上だと思います。小泉君も入ってきて学ぶと同時にプレッシャーもあったはず」と新人を気遣う余裕もあった。

 7回に代打を送られた小泉は反省しきり。「力不足を感じました。社会人はアマのトップレベルだし、相手の企業チームも力はある。高校では自分が一番野球を勉強していたと思ったけど、違った対応力を求められる」。特に4安打で3点を先制された3回の場面は「走者を出して絶対、抑えようと受け身になった」と振り返った。

 とはいえ首脳陣も将来性には大きな期待を寄せている。捕手出身の大原周作監督(45)は配球の妙を学ばせようと14歳年上のベテラン右腕・吉元一彦投手を先発させた。結果的には6回4失点KOにも「いい失敗を必ず生かしてほしい。ポテンシャルは高い」と奮起を促した。

 小泉も今後を見据えた。「もっと自信をもってリードしたい」。その先には同期生へのライバル心がある。「3年後、プロの世界を目指すことが一番。いい刺激があるし、負けないよう日々を送りたい。そのため1日々々しっかり計画して意味ある1年を過ごします」。ドラフト1位コンビだけでなく日本ハム・柿木、巨人・横川とはLINEで頻繁に連絡を取り合っている。「横川とはキャンプ中、電話もしました」。少しだけ18歳らしい笑顔を浮かべた。
 

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