ロッテ永野、病に負けん1回零封 試合後に「広場恐怖症」公表

[ 2019年3月13日 05:30 ]

オープン戦   ロッテ0―4ヤクルト ( 2019年3月12日    ZOZOマリン )

力投するロッテ・永野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ロッテの2年目左腕、永野将司投手(25)が12日、不安障害の一種である広場恐怖症を公表した。ZOZOマリンのオープン戦・ヤクルト戦後に「コーチのご理解もいただいている。しっかり治療していきたい」と明かした。

 診断を受けたのは社会人のHonda時代で、飛行機や新幹線で長距離移動の際に激しい動悸(どうき)などが起きるという。各駅停車の新幹線利用などで対応してきたが、今年2月の沖縄キャンプは参加を断念した。

 この日は5番手で1回無失点。永野は「真っすぐで押せた。スピンの利いた球を投げられた」と話した。球団関係者は「同じ症状に苦しむ方を勇気づける意味でも本人が公表を決意した」と説明。今後はカウンセリングや仮想現実(VR)体験などで治療し、可能な限り遠征に参加する。

 ◆永野 将司(ながの・しょうじ)1993年(平5)3月2日生まれ、大分県出身の26歳。日出暘谷―九州国際大を経てHondaから17年ドラフト6位でロッテに入団。最速154キロの直球が武器で昨年は1軍で4試合に登板した。1メートル81、82キロ。左投げ左打ち。

 ▽広場恐怖症 通常であれば何でもない状況に対し、過剰な恐怖や不安を持ってしまう「不安症候群」の一つ。呼吸が苦しくなったり、心臓が締め付けられるなどのパニック発作に見舞われた後、再発を不安に感じ特定の場所や状況を避けるようになる。「広場=人の多い場所」を意味し、列車やバス、飛行機などの公共交通機関や、店や映画館などの囲まれた場所、列に並ぶなどの群衆の中で発症することが多い。約30~50%がパニック障害を併発する恐れがある。

 ≪ドラ2東妻は1回零封≫ドラフト2位の東妻(日体大)が0―4の7回から4番手でオープン戦初登板し1回無失点。先頭の広岡を捕邪飛に打ち取ると、続く松本への2球目にこの日最速の153キロを記録した。2死から空振り三振後の捕逸をきっかけに満塁のピンチを背負ったが、西浦を三ゴロに仕留めた。東妻は「緊張したが腕を振って投げられた」と満足そうだった。

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