阪神ドラ1近本 感激!赤星氏と初対面 新人王&盗塁王続く

[ 2018年12月4日 05:30 ]

赤星氏(左)と対面する近本
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 阪神の新入団会見が3日に大阪市内のホテルで開かれ、今秋ドラフト会議で指名された7選手がプロ野球人生の第一歩を踏み出した。背番号5を正式発表されたドラフト1位・近本光司外野手(24=大阪ガス)は目標の赤星憲広氏(スポニチ本紙評論家)と感激の初対面も果たし、プロ野球史上で同氏しか前例のない新人王&盗塁王へ決意を新たにした。

 緊張の入団会見を終えた後、近本にはもっと緊張する特別な出来事が訪れた。憧れの人と公言してきた赤星氏との初対面だ。ホテルの会見場を出たところで突然、目の前に姿を認め、「アッ!」とすぐには言葉が出なかった。必死の思いで「近本です。よろしくお願いします」とあいさつした。

 赤星 よろしく。聞きたいことがあったら何でも言ってこいよ。

 近本 たくさん聞きたいことがあるので、ぜひ、よろしくお願いします。

 偶然にも所用で同じホテルに訪れていたことから、同世代で公私に仲のいい田中秀太スカウトが引き合わせてくれた。同スカウトから「2人で写メ撮ったるよ」と言われて横に並び、赤星氏に「ちょっと俺より背が高いだけか」と言われた。ほぼ同じサイズだと知り、親近感も共有した。

 実は数分前まで晴れの壇上から「赤星さん」「赤星さん」と何度も名前を挙げていた。好きな色だという赤いネクタイを締め、「赤星さんの盗塁技術は素晴らしいものなので一度はご指導を受けたいです。1年目は新人王と盗塁王を狙いたい」と所信表明した。力強い誓いは矢野監督にも背中を押された。

 「みんなの前で言うのは自分にもプレッシャーがかかる。目指すことがはっきりしているのと、していないのでは全然違う。新人王争いをしてくれたら面白いんじゃない。ファンも喜ぶんじゃない」

 体つきだけでなく、俊足で左打ちの外野手という特徴や大学卒業後に2年間の社会人を経由した道ていも赤星氏と同じ。大きな目標になる先輩はドラフト4位で阪神入りした18年前の入団会見で「新庄さんの穴は僕が埋めます!」と宣言し、新人王と盗塁王の獲得して有言実行のレギュラー獲りを果たした。描くのは同じ道だ。「自分の武器は足。内野ゴロが安打になったり、社会人でも全力疾走は意識してきたのでプロになっても続けていきたい」。猛虎の新たなスピードスターに名乗りを上げた。(長谷川 凡記)

 ▽赤星氏のプロ1年目 00年ドラフト4位で阪神入りし、入団会見では「(同年オフ、メジャー移籍の)新庄選手の穴は僕が埋めます」と宣言して話題を呼んだ。開幕1軍入りし、出場4試合目の4月3日広島戦(広島)の初回にプロ初盗塁。5月にはレギュラーに定着して主に「2番・中堅」を担った。128安打のうち単打114本ながら出塁率・372に俊足を生かし、39盗塁で56年吉田義男以来チーム45年ぶりの盗塁王を獲得。新人王とのダブル受賞はプロ野球史上唯一で、ゴールデングラブ賞にも選ばれた。

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