西武・中村は現状維持の2億8000万円 FA宣言残留の理由は「今年達成できなかったことを…」

[ 2018年12月4日 17:23 ]

<西武契約更改>笑顔でシーズンを振り返る中村(撮影・吉田 剛)
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 西武の中村剛也内野手(35)が4日、埼玉・所沢のメットライフドームで契約更改に臨み現状維持の年俸2億8000万円でサインした。

 「リーグ優勝はしましたけど、日本シリーズも出られなかったし、日本一にもなれなかった。いままで育ててもらったので、ここで今年、達成できなかったことを達成したいですし、宣言残留を選びました」。

 すでに下交渉を行って保有していた海外FA権を行使した上での残留を決断。球団からは「“うれしかった。また来年も頑張ろう”と言ってもらえた」と明かした。プロ17年目の今季は開幕直後に左肩を痛め出場選手登録を抹消。5年ぶりに出場が100試合を切ったが、97試合で打率・265、74打点、28本塁と打率、本塁打は昨年を上回った。特に8月にはパ・リーグタイ記録となる6試合連続本塁打をマークするなど、後半戦だけで23本塁打をマーク。10年ぶりのリーグ優勝へ、勝負所の夏場以降は同期生の栗山とともにベテランの存在感をみせつけた。

 単年契約で迎える来季はプロ18年目。「ホームランをたくさん打って、400本をすぐに達成してバットで貢献できれば」とあと15本に迫った通算400本塁打と日本一へ意欲を燃やした。(金額は推定)

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2018年12月4日のニュース