マリナーズ 雄星獲り本腰 イチローと来年開幕カードで日本凱旋も

[ 2018年12月4日 05:12 ]

2日のイベントで子供たちとハイタッチをする菊池(撮影・篠原岳夫)
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 西武は3日、菊池雄星投手(27)が大リーグに移籍するためのポスティングシステムの申請手続きを日本野球機構(NPB)に行った。NPBから大リーグ機構(MLB)への通知も完了。手続きが通常通り進めば、米球団との交渉は米東部時間4日午前8時(日本時間4日午後10時)に解禁され、来年1月2日午後5時(同1月3日午前7時)が期限となる。左腕の獲得に向け、マリナーズが「エース待遇」を用意して争奪戦に参戦することが分かった。

 10球団前後の参戦が予想される交渉が間近に迫る中、菊池は西武への感謝を示した上で「しっかり結果を残せるよう、自分のコントロールできること(練習)に集中して、しっかりトレーニングをしたい」と語った。左腕をエース待遇で迎えるべく、本腰を入れているのがマリナーズだ。

 ジェリー・ディポトGMは「日本で素晴らしい成績を残してきた。交渉相手に困ることはないだろう」と高く評価。大リーグ関係者は「マ軍が積極的に菊池の獲得に動いている」とスポニチ本紙に明かした。

 マ軍はこのオフ、チームの解体に着手。主砲カノと守護神ディアスをメッツに、今季11勝の先発左腕パクストンをヤンキースに放出した。さらに同10勝のリーク、同9勝のルブランがトレード候補に浮上。若手を主体に2〜3年後の世界一を目指す上で27歳の菊池が軸になる存在として白羽の矢が立った。主力放出により、攻防ラインが6年契約、総額7000万〜8000万ドル(約79億1000万円〜90億4000万円)級まで上がっても十分に捻出できる。

 15年から菊池を視察しているという、ある球団のスカウトは直球とスライダーのコンビネーションに加え、研究熱心さも絶賛。「ローテーションで2番手の存在になれるほど成長した。このまま成長すれば、メジャーでも特別な投手になる」と評し、さらに「若手に切り替えているマリナーズで、エース格としてチームを引っ張れる」と太鼓判を押した。

 マ軍は来年3月20、21日にアスレチックスと東京ドームで開幕2連戦に臨む。ここでスタメンが期待されるイチローとともに、菊池が開幕カードで先発する可能性も十分ある。日系人のファンが多い土地柄のシアトルで、待望される新たな日本人のスター候補にマ軍が猛アタックする。

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