長嶋氏、Gスピリット賞特別賞の王会長を祝福「まさに草分け的な存在」

[ 2018年12月4日 14:02 ]

長嶋茂雄氏
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 胆石を患い今年7月から入院中の長嶋茂雄終身名誉監督(82)が4日、都内で行われた「第20回ゴールデンスピリット賞」を受賞したロッテ・井口資仁監督と特別賞のソフトバンク・王貞治会長、巨人・吉村禎章巨人打撃コーチへ祝福のメッセージを送った。

 「井口さんはこの賞が発足した頃から、受賞者の有力候補として名前が挙がっていました。受賞は時間の問題と見られていたのですが、大リーグへ転身されたことで一時空白となったようです。長年に渡る幅広い社会貢献活動が、20回目という節目で受賞されたことはまさにジャストミートだと思います。井口さんおめでとう」

 また、1960年から「札幌市立山の手養護学校」を慰問した王会長、その意志を継いだ吉村コーチへは「王さんは巨人に入団した2年目からと聞きまして、まさにプロ野球選手の社会貢献活動としては草分け的な存在だと思います。その王さんの偉業をしっかり受け継いできているのが、吉村さんです。お二人の特別表彰に改めて敬意を表します」とコメント。

 最後には「野球を愛する多くのファンとともに、社会貢献活動を奨励するゴールデンスピリット賞の精神をこれからも高く掲げ続けてほしいと思います」と締めくくった。

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